こんにちわ。
DEMOか初担当です。
ここではDEMO開発にまつわる様々なこぼれ話をしていこうと思います。
「期限がこわい」
社労士事務所にヒアリングした中で印象的だったのが、
”申請期限を守ること”の重大さと労力でした。
もちろん仕事をする上で、期限を守ることは
業種に関わらず重要なことです。
ただその中にも、期限を過ぎた場合の
”リカバリーできるもの”と”できないもの”があります。
そして社労士が携わる各種申請は、
そのほとんどが”リカバリーできないもの”に含まれます。
例えば助成金。
申請の期限をすぎてしまえば、
その助成金は貰えなくなってしまいます。
その場合の責任はどうなるのか?
当然その責任は助成金の申請を請け負った社労士事務所に
係ってきます。
じゃあ責任ってどうやって取る?
本来もらえるはずであった補助金の相当額を
顧客企業に支払うのか?
とてもじゃないけど、それは無理な話ですし、
そんな対応が義務付けられれば社労士事務所は
ビジネスモデルとして成り立ちません。
現実は「謝罪+α」でなんとか収めるのと、
是が非でも期限を守ること。
そのためには少々の人的コストは厭いません。
だって期限をすぎて申請ができなかった時のリスクを考えれば、
ある意味当然の判断なのでしょう。
どうやらこの「期限管理」が社労士事務所の業務を圧迫している
一因だということがわかってきました。
”重要な仕事だから時間をかける”というのは
真っ当なようですが、そのやり方によっては、
会社の自己満足で終わってしまう場合があります。
また、労働時間は有限です(お金と同じですね)
こういう部分こそITの力が活きるのでは?
人の努力による期限管理ではなく、
システムの通知によって処理を行えば、
人の肉体的負担と心理的負担が減るのではないか。
そんなところから、DEMOの期限管理機能はスタートしました。
目指すのは最低限の労力で期限を守れること。
人による期限管理能力の差をなくすこと。
日付との睨めっこに時間を使うのではなく、
もっと会社として生産性のあることに時間を使えること。
そして社労士事務所の労働環境が少しでも良くなること。
そんなところを意識して社労士事務所と議論を重ね、
DEMOの期限管理は作られていきました。